いつになく早い桜の開花に祝福されるように、3月27日(土)に筑波大学東京キャンパス文京校舎にて令和2年度学位記授与式が晴れやかに挙行されました。

新型コロナウイルスに見舞われ、学位記授与式も謝恩会も開催できなかった昨年とは違い、今年は感染予防対策をしっかりと施したうえでこの日を迎えることができ、修了する学生はもちろん、送りだす教職員にとっても感慨深くうれしい1日となりました。

スポーツ健康システム・マネジメント専攻(修士課程)の名称では最後の式典となる今年は、スポーツプロモーションコース11名、ヘルスプロモーションコース14名の合計25名の院生が、スポーツウエルネス学位プログラム(博士課程)では1名の院生が課程を修了し、専門的な知識と研究スキルを身につけて社会へと羽ばたいていきました。

多目的ホールで開催された学位記授与式は、感染予防のため一部簡素化されていたものの、修了生全員が永田恭介学長から祝辞を賜ることができました。専攻ごとに分かれて行う学位記伝達式では、専攻の責任者である久野譜也リーダーから一人ひとりに学位記が手渡され、修了の喜びをかみしめました。

令和2年度専攻長賞として下記の2名が表彰を受けました。
スポーツプロモーションコース 志村 美穂 さん
ヘルスプロモーションコース  大西 安季 さん

令和2年度茗渓会賞として下記の1名が表彰を受けました。
ヘルスプロモーションコース 河口 三千代 さん

伝達式終了後は恒例の謝恩会ですが、今年は感染予防のため対面での開催が不可となったため急遽オンラインにて開催。修了生が無事帰宅した頃合いを見計らってスタートするという前代未聞の企画でどうなることかと思われましたが、幹事チームの万全の準備と奮闘のおかげで遠隔ではあるものの修了生から先生への感謝の気持ち、先生から修了生へのお祝いの気持ちがいつも以上にしっかりと伝わる、楽しく素晴らしい謝恩会となりました。

本専攻で学んだ皆さんが学位取得の過程で得た知識と経験をもとに、社会に戻ってさらなる活躍をされることを心からお祈りしています。