本学位プログラム 博士前期課程のめざすところと概要
スポーツとウエルネスは、時代が変わっても人間に依拠するものであるが故になくなることがない領域です。一方で解釈や活用については多様化し、変化し続けているといっても過言ではありません。IT等の進化によって人間の役割は変わりつつあります。このような現代、未来であるからこそスポーツ、ウエルネスの重要性は増していくはずです。
国は、社会の諸課題への的確な対応のために「総合知」を推進しています。「総合知」とは多様な「知」が集い、新たな価値を創出する「知の活力」を生むことです。多様な「知」とは、属する組織や専門領域に捉われずに集うこと。まさに本学位プログラムが目指す姿です。
スポーツ・健康の一層の発展に寄与することを目的に平成15年度に設立された本学位プログラムは来年度から、スポーツヘルスプロモーション分野とスポーツウエルネスマネジメント分野（協働大学院方式）という新しい形になります。
自治体、地域、組織、企業、メディア等におけるスポーツ振興やスポーツビジネス、疾病予防・健康つくり施策の牽引者となりうる高度な専門家養成に重点を置き、スポーツとウエルネスの相乗効果を重視しながら、社会の変化・要請に応える人材育成を目指しています。
