すでに大学のホームページでも紹介されましたのでご存知の方も多いことと思いますが、本専攻の菊幸一先生が代表を務める「嘉納治五郎の成果と今日的課題に関する歴史社会学的研究班」が、第17回秩父宮記念スポーツ医・科学賞奨励賞を受賞されました。研究班のメンバーには山口香先生も名を連ねておられ、専攻としても大きな喜びとするところです。去る3月25日には、グランドプリンスホテル新高輪で表彰式と祝賀会が盛大に行われました。
受賞した研究は、日本のスポーツ組織の創始者ともいえる嘉納治五郎の思想と実践を通じて、現代スポーツが抱える課題を析出し民間スポーツ組織の重要性を指摘しようというもので、成果は『現代スポーツは嘉納治五郎から何を学ぶのか オリンピック・体育・柔道の新たなビジョン』(菊幸一編著、ミネルヴァ書房)という一冊 にまとめられています。ご興味のある方はぜひご一読ください。