オープンキャンパスが開催された5月30日夜、「嘉納治五郎の成果と今日的課題に関する歴史社会学的研究」で第17回秩父宮記念スポーツ医・科学賞奨励賞を受賞された、菊幸一先生と山口香先生の祝賀会が専攻関係者の手によって行われました。
会場となった後楽園飯店には本専攻のOB教員や修了生、在校生が多数駆けつけ、同窓会さながらに再会を喜び、思い出を懐かしむ声が開宴前からあちこちで上がっていました。
OB教員の佐伯年詩雄先生、吉田章先生にご祝辞をいただき、河野一郎先生による乾杯のご発声の後、大学内ではうかがい知れないお2人の素顔に迫ろうと、若かりし日々の写真や新聞記事をご提供いただき、ご本人の解説つきで初公開(?)されました。
また、両先生とも元柔道家ということで、柔道着を羽織った水上勝義先生と髙橋義雄先生を相手に会場で投げ技を“実演”していただきました。山口先生に投げられた水上先生が、「電気が走った」と右半身をさすりながら、とてもうれしそうな顔をしていたのが印象的でした。
この日は菊先生の?回目のお誕生日でもあったので、会場には特大のバースデーケーキも用意。山口先生と共同作業でナイフを入れていただき、口直しのデザートとして皆さんにふるまわれました。
菊先生のあいさつの真っ最中に震度4の揺れに見舞われるハプニングもありましたが、祝賀会のアイデアを凝らして準備に尽力した橋本佐由理先生や髙橋先生をはじめ、多くの関係者の協力で大盛況のうちに幕を閉じました。