10月22日(土)に当専攻の修了生による特別講義が開講されました。

午前の部は、スポーツプロモーションコース出身で7期生の佐々木浩さんが登壇。昨年度まで埼玉県の小学校で校長先生を務められていた佐々木さんは、今年度から国士舘大学文学部教育学科の准教授に転じられ、教育現場での豊富な経験を活かして初等教育における身体活動の重要性を若い学生たちに説いています。この日も「日本一受けたい体育授業」というテーマで、子どもたちが仲間と楽しく学び合える体育授業のつくり方をレクチャーしつつ、実際の授業映像を見ながら実践的な指導のポイントについて受講生とともに考えました。

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午後の部では、ヘルスプロモーションコース出身で5期生の蓮井貴子さんに、「地域包括ケアシステムとヘルスプロモーション」というテーマで講義をしていただきました。保健師と看護師の資格を持ち、SHP専攻修了後にヒューマン・ケア科学専攻に進学して博士号を取得した蓮井さんは、保健医療の現場で培った経験を生かし、現在は東京医療保健大学医療保健学部看護学科の講師として教鞭を執られています。この日は高齢者支援、在宅ケア、リハビリテーション、小児の在宅医療という視点から地域包括ケアシステムを考えるための貴重な知見を提供してくださいました。

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