去る9月14日、筑波大学東京キャンパスにてスポーツ健康システム・マネジメント専攻14期生の主催による、リカレントプログラムが開催されました。

日々めまぐるしく変化し続けるスポーツとヘルスの最新動向を学ぶ機会として、多くの修了生が参加いたしました。

今年のテーマは、「ライフスタイルにひろがるスポーツ&ヘルス~ beyond 2020 ~」として、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会のその後のスポーツとヘルスを見越したものとなりました。


 

 

 

 

 

最初の基調講演Ⅰには、「新たなスポーツの潮流」と題し、栃原克仁様(ADK マーケティング・ソリューションズエンタテイメント&スポーツマーケティング事業開発本部 本部長)をお招きしました。若者のスポーツ離れが危惧されている現状において、なぜ若者が既存のスポーツだけではなく、都市の遊びから派生したアーバンスポーツを支持しているのか?その背景や原点、さらにそのコンテンツから拡張する要素などについて、映像やFISE広島の実例、調査を交えて新しいスポーツのうねりをご講演いただきました。


 

 

 

 

 

続いて、「スポーツを通じた健康増進について~スポーツ庁の取組~」と題し、長阪裕子様(スポーツ庁健康スポーツ課)をお招きして、基調講演Ⅱを開催いたしました。まさに今回のテーマを象徴するべく、2020年の先を見越したスポーツと健康の在り方、スポーツを通じた健康増進に対するわが国の取組や方針などを、長阪様の深い考察も交えてお話いただきました。


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

基調講演の終了後は、高橋先生にファシリテーターを務めていただきながら、お2人の先生とフロアの修了生を交えて総合討論を行いました。修了生ならではの鋭い質問もあり、総合討論も大いに盛り上がり、2020以降の未来を描く新しいスポーツと健康の繋がりについて垣間見えるものとなりました。


 

 

 

 

 

最後に、より議論と交流を深めることを目的に軽食を取りながら、情報交換会も行われました。修了生の縦の繋がりやスポーツとヘルスの垣根を超えた結びつきができるとても良い機会となりました。修了後の学び直しの場でもあるリカレントプログラムは、本専攻の同窓会が中心となって運営しているものであり、本専攻の大きな特徴でもあるプログラムです。

来年度は15期生の同窓会が主催となって行われます。いよいよ2020年を迎えますが、是非とも多くの修了生の方にご参加いただければ幸いです。