瑞々しい若葉が風にそよぐ5月26日、今年も東京キャンパスにて大学院説明会(オープンキャンパス)が開催されました。

午後3時にスポーツ健康システム・マネジメント専攻(修士課程)の説明会が柴田愛先生の司会でスタートし、水上勝義専攻長による専攻およびコースの紹介、専任教員によるカリキュラムや学位論文、入学試験等についての説明がひと通り行われました。

受験を考えている80名の参加者にとって、よりリアルで具体的な情報提供となったのが、現在進行形で修士論文のための研究を進めている2名の在学生と、今春学位を取得して新たな一歩を踏み出した修了生の専攻紹介ではなかったでしょうか。大学院で研究を進めるうえで一番の基本となる「なぜ?」の問いを自ら立てること、仕事と学業の両立を図るうえで不可欠なタイムマネジメントの重要性、年齢や職種を超えて生涯フラットな関係でつきあえる仲間との出会いなど、社会人大学院ならではの課題と魅力をコンパクトかつ必要十分にプレゼンテーションしてくれました。

10分間の休憩を挟んだ後は、久野譜也先生による模擬授業「スポーツの力で健幸な社会を創る」が開講されました。世界でも他に例のない超高齢社会に突入した日本で、いかに健幸に老いるかを考えるうえで、運動や栄養と同時に“社会とのつながり”が重要であることをデータや事例を紹介しつつわかりやすく解説。授業終了後には、「面白かった!」という参加者の声も聞かれました。

午後4時30分からは、スポーツウエルネス学位プログラム(博士課程)の説明会が別室にて同時並行的に開催されました。さらなる専門的知識や研究方法を身につけ、実践の現場で生かしたいという16名が参加し、カリキュラムの内容や入学試験等に関する先生方の説明に熱心に耳を傾けていました。