10月14日(土)に平成29年度学位論文中間発表会が開催され、来年3月末の修了をめざす院生23名による発表が行われました。

3会場に分かれての口頭発表の内容をかいつまんでご紹介します。

スポーツ領域では、柔道やサッカーなど自らもトップアスリートとして活躍した院生が、トップアスリートならではの見地や横のつながりを駆使して問題解決をめざす研究から、学校現場や企業のスポーツとのかかわりにおける問題を浮き彫りにする研究、また現在変革のときを迎えている障がい者スポーツに関するものまで。

ヘルス領域では、復職支援(リワーク)の現状と課題、教員や女性管理職のストレスマネジメント、中高生のアレルギー疾患など、現在社会問題となっているテーマが数多く取り上げられました。

未成年の運動習慣に関する研究や芝生の校庭利用に関する考察など、スポーツ・ヘルス領域にまたがる当専攻ならではの気づきをもとにした発表もありました。

全体総括後には、院生・教員意見交換会が実施され、事前アンケートで寄せられた多数の意見について先生よりひとつひとつ回答がありました。

発表会後に開催された恒例の懇親会では、M1生とM2生、専攻教員が年齢や立場、研究領域の枠を越えて交流を図り、飲んで食べて活発に意見を交わしました。