平成28年度学位論文発表会が、2月11日(土)に開催されました。

1月12日の論文提出でホッとしたのもつかの間、この1か月間は口述試験をはじめとする修了に必要な様々な試練が待ち受けていましたが、仲間とともに無事に乗り越えてきた院生22名が最後の試練となるポスター発表の場に臨みました。

1人あたり発表時間5分という非常に短い時間ながら、みな「自分が取り組んできた研究を伝えたい」という思いが強く、緊張の中にも自信にあふれた表情が見受けられました。ポスターも図表や写真を多用してわかりやすく仕上げられたものが多く、フリーセッションタイムにもその内容に興味を引かれた参加者との闊達なディスカッションが繰り広げられました。

発表会後の懇親会では、プレッシャーからの解放感とやりきった充実感に浸る一方、「もうこれで終わりかと思うとなんだか寂しい」という声も聞かれ、早くも名残惜しそう。一緒に修羅場をくぐり抜けてきた仲間との友情を、お酒を酌み交わしつつさらに深める一夜となりました。